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二唐刃物鍛造所は、津軽藩より作刀を命ぜられて以来350年の伝統を受け継ぐ、 日本有数の刀鍛冶の名門であり、第5代目 二唐国俊は伊勢神宮への 2度の御神剣奉納、文化庁より刀剣審査員任命、 その功績をたたえられ皇居園遊会に招かれるなど 優れた技術と審美眼を持ち合わせた近代の名匠でした。 現在、第5代目より伝承された高度な作刀技術は形を変え、打ち刃物の製造、金属加工技術は建築用鉄骨の製作にも 応用され、その中にあっても美しさを追求する心と情熱は脈々と息づいております。 名刀が代々受け継がれていくように、時代や世代を超えた物作りを続けてまいります。. .....
その精密にして華麗な装飾の技術は、時を越えてなお私たち日本人の心に語りかけるものがあります。 私どもの製造する伝統技法である輪島漆芸額(漆芸パネル)は国内のみならず、近年においては海外でも美術工芸品として高い評価を得ております。 オート メーション化された工業製品では真似できないその風格は、 洋の東西を問わず価値ある贈り物として、 また室内を華麗に引き立てるインテリアとして人気があります。 .....
紀州漆器は、和歌山県に伝わる伝統工芸品です。 明治維新後、廃藩置県により紀州藩の保護を失った紀州漆器は危機に陥ります。しかし柔軟な思考を持ち、チャレンジ精神旺盛な南国気質の紀州人。 職人たちは新しいことにチャレンジすることで伝統を守って きました。 明治12年には他府県の沈金彫の技術を導入。 明治31年、京都から蒔絵師を招き、さらなる技術の向上を図りました。今まで築き上げた伝統と技術を持った職人が、 他の産地の職人に頭を下げ、教えを乞うことはどんなにか勇気のいることだったかと、 それでも冷静に紀州漆器に足りないものは何かを模索し、それを吸収することで守りたかった。 明治時代の職人たちの意識の高さには、頭が下がる思いです。 そうして他の産地の技術を導入し、さらに次々とオリジナルの変り塗が考案され、 紀州漆器はさらに独自性の高いものとなり、昭和53年(1978年)には通商産業省より伝統的工芸品に指定されました。 常に日常の暮らしとともにあった紀州漆器。 人々の暮らしの中に溶け込み、愛される「日用品」として現在も従来にとらわれない新しい取り組みにチャレンジし、 進化し続けています。. .....